興福寺・南円堂正面
本尊:不空羂索観世音菩薩
開基:藤原冬嗣
建立:弘仁年間
ご詠歌
春の日は 南円堂に かがやきて
三笠の山に 晴るるうす雲 

猿沢の池より望む
  この観音様は興福寺の伽藍の中に安置して、南に位置して南円堂と呼ばれ、猿沢の池の傍に在ります。
本坊にあたる興福寺は、天智天皇の大津の宮があった御世、藤原鎌足が病にかかった折に、奥方の鏡王女が病平癒の祈願で、山背(山城)国宇治郡字山階村に建立した、現在は山階寺(やましなじ)に成っている所から、始まると伝わります。厩坂寺、興福寺と名を替えながらも、藤原氏の菩提寺として栄え、廃仏毀釈を乗り越えて、今日に至ります。このお堂の建立に際しては、弘法大師の指導を仰いだと云い、創建当時より、興福寺では、唯一民衆に開かれたお堂と伝わり、御本尊は羂索を持って山野、苦海より「衆生を救う事、空しからず」の菩薩である故に、不空羂索観世音菩薩としています。

拝観:午前9:00〜午後5:00 無料 
駐車場・国宝館駐車場利用 大型2200円 中型1800円 小型900円
車椅子拝観可
奈良県奈良市登火路町48
TEL 0742−24−4929
交通機関
近鉄奈良駅下車徒歩5分
JR奈良駅下車徒歩約15分

写真撮影・清耳眼



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