世界文化遺産
平等院
鳳凰堂

山門

平等院は、藤原頼道の発願で鳳凰堂の建立となって寺院にした事に始まります。鳳凰堂は西方浄土より羽を広げて舞い降りて来た鳳凰の姿で表しているところからの名前で、平等院の中心的な役割の建造物です。全体の形は、阿弥陀如来の坐しておられる本堂と、羽を現す左右の翼廊、尾を表す尾廊の四つの構造から成っています。

 本尊の阿弥陀如来の目は西方浄土から遥か彼方に在る私達が住んでいる下界を見つめているのです。それは平等院内に凝縮した空間ですから、その遥か彼方は鳳凰堂の前の、釈迦の教えが有る現世を現した池になります。丁度、阿弥陀の目線が合うでしょう。その東、太陽が昇る朝日山に東方浄土の薬師如来が居られると云う構想で、朝日山の借景と境内が庭園を構成していましたが、現在は植栽に遮られて東は見ることが出来ません。東が過去、中央の池が現世、阿弥陀如来の西方浄土が未来で、鳳凰堂と池泉、それに東の存在で、過去・現在、未来の構成になって、浄土式庭園を表しています。本堂の阿弥陀如来の周りを飛天が廻っている姿が壁に在りますが、常に廻っているので、本来は瞬きをしている間に他の飛天に替わっています。庭・仏像・絵画等は、一瞬をとらえて現したものですから、次の動きがある事に気が付くと、それからの動きの面白さ楽しさ総て、私達のものになると思うのです。
鳳凰堂:正面中央の奥に阿弥陀如来が坐して西方浄土の中心です。昼でも池に阿弥陀の姿が映って見え、夜に堂内を明るくして、水面に映し出された仏の姿は、昔の人にとっては言いようの無い世界であったでしょう。この左右に羽を現す翼廊が在り、裏側には尾を表す尾廊が在ります。
池泉:釈迦の教え(経典)と共に現世を現す池です。州浜の曲線や護岸の曲線が全体を柔らかく遠近を感じさせて大きく見えます。
平等院の梵鐘は、形の平等院、音の三井寺(滋賀県・園城寺)、銘の神護寺(京都・高雄)と謳われる梵鐘です。この鐘楼の梵鐘はレプリカで、本物はこの鐘楼横にある宝物館に在ります。
拝観料に含まれていますから入場して見て下さい。他にも色々宝物が見られます。
 上の写真、観音堂は、平等院の山門を入って左側に在ります。
 

他にも諸院堂があります。

拝観時間:9:00〜17:00・12月〜2月は16:00まで(受付は16:45終)
鳳翔館(宝物)と庭園・大人600(団500)高校・中学500(団300)・小学300(団200)
団体25名以上・車椅子拝観可(庭園は玉砂利のため介護要・洗・昇・斜あり)
身障者・介添人1名半額・鳳翔館または庭園のみの拝観料はありません
鳳凰堂拝観 9:00〜16:30・12月〜2月は9:30〜15:50
●鳳凰堂拝観別料金・500均一・団割なし・受付毎時・10分・30分・50分で50名まで
鳳凰堂のみの拝観は謝絶・車椅子拝観(鳳凰堂内部不可)
〒611−0021 京都府宇治市蓮華116 TEL0774−21−2861



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