真言宗智山派
北吉野山・神童寺

山門
 この山門は、興福寺の一乗院からの移築で、山門に鯱があるのは珍しい。
今は、法相宗からの改宗で真言宗になっている。
 ちなみに、この寺の駐車場は二台分の車庫しかなく、一台は寺の車が常駐して、周囲の道には工夫しても二〜三台しか駐車出来ないので御注意を。


本堂・本尊・蔵王権現像(重要文化財)

 聖徳太子、役行者、泰澄とかかわり、宗派、寺号を変えながら現在に至るが、その歴史の長さは法隆寺を十一年もしのぐと言う。聖徳太子は各地に建立した寺院は五十を満たないと云うが、この寺もその一つと語り継がれている。利生譚を元に、役行者が刻んだとされる本尊の蔵王権現は日本特有のもので、吉野は桜の木で刻んだのに対して、ここは石楠花の木で刻んだという。

十三塔石塔(鎌倉時代)

鐘楼・宝物館へ
 銀杏の絨毯に敷かれて苔生した石段が続く先には、鐘楼と、宝物館がある。その宝物館には寺宝の諸仏が安置されて拝観者に解放され、説明もされている。梵鐘は先の大戦で否応無く差し出されて、国債を置いていったと言う。本堂前の銅の燈篭は本堂の屋根に隠して免れたと、等々早口で色々と話してくれたが、興味を引く話はあまりなかった。話の内容からして住職ではなく寺守のようであった。昔はどのような話も耳を傾けメモを取っていたものだが、頭の中で重複するものが多く、人間が生意気になってしまったのか、帰路で反省した次第です。

旧道
 山門の表に伸びる道は三重県、信楽に通じる旧道で、やはりこの寺も政治的には重要な場所であったのです。現在は少しは広げたと云うが、乗用車がぎりぎり通れる広さで危険なので、誰も通る事はない。
 今も昔も変らず、三重までは無理にしても、海住山寺にはこの道を歩いて行くのです。


当寺には次の諸仏像を安置されています。
日光菩薩像   (重要文化財)
月光菩薩像   (重要文化財)
役行者像・前鬼 ・夫・後鬼像 ・妻
愛染明王像   (重要文化財)
毘沙門天像   (重要文化財)
伎楽面     (重要文化財) 
白不動明王像  (重要文化財)
阿弥陀如来像  (重要文化財)
 


 

パンフレット
拝観時間・9:00〜17:00・冬季9:00〜16:00
一般400(300)・高校350(250)・中学250(200)・小学(無料)
団体連絡要・引率者無料
車椅子拝観境内可・介添え人要
〒619−2003
相楽郡山城町神童子不晴谷
TEL 0774−86−2161
近鉄バス・京阪バス 京都奈良路線。
高麗バス停下車徒歩約30分
JR奈良線 棚倉駅下車徒歩約30分

写真撮影・阿耳眼



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