真言律宗
小田原山・浄瑠璃寺
九体寺

山門
  この寺は東の三重塔(薬師如来)、中央に池泉(釈迦如来)、西の阿弥陀堂(阿弥陀如来)からなりたっていてる。
 薬師瑠璃光如来は、東方浄土の教主で現在の苦悩を救い目的の西方浄土へ送り出す遣送佛である。薬師如来東方浄土の、けがれのない浄瑠璃世界にたとえられ寺名として、又、阿弥陀堂に九体の阿弥陀仏を安置しているところから九体寺とも呼ばれている。
 阿弥陀佛は西方未来の理想郷である楽土へ迎えてくれる来迎佛である。
薬師に遣送されて出発し、この現世へ出て正しい生き方を教えてくれる釈迦佛(池泉)の教えに従い、煩悩の河を越えて彼岸にある未来をめざして精進する。そうすれば、やがて阿弥陀佛に迎えられて西方浄土に至ることができるという教えを浄土式庭園で表している。

国宝本堂(藤原時代)
 西方浄土を模して西に置き、正面十一間、側面四間、瓦葺(元は桧皮葺)。
九体の阿弥陀如来のそれぞれの扉がある。
 それぞれの仏前に蝋燭を置き、扉を開けて、夜間にそれを燈し対岸より拝すれば、池泉の水面に来迎の阿弥陀が浮かぶ。
 彼岸の中日には東の薬師瑠璃光如来を顕す三重塔の真上から昇る太陽が、九体の阿弥陀如来の中央の真上に太陽が沈む。

国宝三重塔(藤原時代)
 治承二年、京の都より移建され、根本本尊薬師如来を祀る。約三十年おきに屋根を葺き替える、初層内部の壁画は重文である。


平安期、永承(1047)西小田原浄瑠璃寺創建(本尊薬師如来)
平安期、嘉承(1107)九体阿弥陀堂造
平安期、久安(1150)浄瑠璃寺庭園造、寺観整備
平安期、治承(1178)浄瑠璃寺三重塔京都より移建
鎌倉時代、建暦(1212)浄瑠璃寺吉祥天像造


庭園(特別名勝)
 池泉は、昭和五十年の発掘調査で平安期の池泉に復元、平安期、浄土式庭園がほぼ現存する。

国宝九体阿弥陀如来坐像(藤原時代)寄木造りの漆箔。
 中尊は丈六像の来迎印で、左右の八体は半丈六像で定印です。

国宝木造四天王立像

重文秘仏薬師如来像(藤原時代)
 等身大の一木造りで三依は彩色。

重文御厨子入木造吉祥天立像

重文木造地蔵菩薩立像

重文木造馬頭観音立像

重文木造不動明王 二童子立像 

三重塔初層壁画

石灯籠二基

写真撮影・小耳眼。阿耳眼

拝観時間・9:00〜17:00・12月〜2月は10:00〜16:00まで
一般300(団割無)・高校300(200)・中学300(150)・小学150(100)
団体50名以上・引率者無料
障害者割引有り・車椅子拝観可・介添人のいない場合は庭園のみ可
〒619−1135
京都府相楽郡加茂町西小札場40
TEL 0774−76−2390
近鉄奈良駅から、奈良交通バス浄瑠璃寺前下車すぐ。



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