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貴布禰総本宮・貴船神社 |
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| 貴船川に沿う山間部一帯の地名で木が生い茂る木生根(きぶね)、木生嶺(きぶね)、黄船、木船が転訛して明治に貴船の名称になった。古来より都の水源地であるために水源を護る神を祀ったのです。それが朝廷により祈雨止雨を祈願した貴船神社であり長雨の折には白馬を、日照りには黒馬が朝廷より奉納されて祈願した。この流れは、生き馬を止めて塑像の馬になって、また額板に馬を描いて奉納し、後に馬を描かず将棋の駒を馬に譬えて駒形になったものと、奉納額えと発展して行き、これらの発祥の神社でもあります。年代は定かではないが上鴨(賀茂別雷)神社の末社になり、上鴨神社が炎上した時に御神体を貴船神社に移した事もあるという歴史もあり、上鴨神社から独立した明治まで双方の関係が続いたが争いも何度かあったと云います。
六月一日執り行う祭事は全国より多くの人が集まる。正式には貴船御更衣祭といい、
また、タデ科の多年草で、虎杖(いたどり)の季節、ここに生い茂り、関係者、参拝者がこれらを味わったのであろう。別名:「いたどり祭」と
もいう。 |
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大鳥居からの参道石段、門と右横、龍船閣 |
本殿 |
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水占い斎庭 |
本殿から奥宮、結社等に至る裏鳥居 |
| 本殿 現在の奥宮より天喜三年四月二十五日の洪水によって現在の本社に移転して、建築物は江戸時代後期のものでしたが、幾度か改築されて、現存する本殿は昭和四十六年の物です。 水占い斎庭 占いの内容は水に浮かべて浮き出さす文字で判るように成っていて若い女性が真剣に水面を見ています。 |
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貴船神社・中宮 |
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結社(ゆいのやしろ) |
天の舟磐 |
| 日向:韓国(からくに)に向かっている朝日の直(ただ)す国に、宮殿を構えた天孫瓊々杵命(ににぎのみこと)が、大山津見神の娘此之花佐久耶比売を娶る時に、大山津見神は天孫の命が末永く巌の如く長生きをする事を願って姉の磐長比売(いわながひめ)を持参品と共に副えたが、醜女であったために妹此之花佐久耶比売だけを残して姉を帰してしまった。 この事で大山津見神は天孫の将来を残念がったという。つまり木の花が咲き誇り栄えたものを、巌の如く地盤を固める神であって結ぶ神であるのです。現在あらゆる縁を結ぶ神として信仰されています。 |
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奥院の鳥居と禊川 |
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| 奥宮は元の本社で、参拝者は、この禊川で身を清め参拝した。物忌(ものいみ)の川が和泉式部の話と重なって(思ひ川)と呼ばれる様になったといいます。和泉式部は夫橘道貞との仲を取り戻す事に悩んで貴船(貴布禰)詣でをした時にも「おものいみ川」で禊をしたことでしょう。 | |
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貴船神社・旧本殿・奥宮 |
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参道 |
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| 現在の奥宮は神社創始の場所で、天喜三年四月二十五日の洪水によって本社を現在の場所に移転しました。 神武天皇の母君「玉依姫」の黄船伝説があり、玉依姫が水徳神(たかおかみのかみ)を祀ったと伝わります。 古来より心願成就の「丑の刻詣」でも知られている神社です。「高おかみの神」は国土豊潤のために丑年丑月丑日丑刻に降臨されたとする伝承故事によるもので、世のあらゆる心願成就をはたすのが「丑の刻(午前二時)詣」であり 、水をつかさどるは、この神の徳の一つにすぎない。また、呪詛が目的のものではありません。宇治橋姫の謡曲「鉄輪・かなわ」伝説が残り、「貴船口駅の側に橋姫が頭にのせた鉄輪を置いた鉄輪掛石がある。 |
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拝殿と奥宮本殿 |
黄船を包み込んだ舟形石囲 |
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本殿の下には縦穴(龍穴)があり、伝わるところの話では文九年間に本殿修理の際に大工があやまってノミを龍穴に落としたところにわかに雲が湧き出て龍穴より風が吹き出てノミを空中に投出したと言う。 黄船は玉依姫が難波から川を遡って乗ってきた舟で、人目にさらさない様に小石でつみ囲んだという。航海安全の祈願を籠めて石囲いの小石を持ち帰る船舶関係者が多かったという。 |
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京の都は、昔から暑いのは有名である。その暑さは尋常ではない。衣食住は夏をむねとして心得ている京都人である。普通は汗は玉のように噴出すが、京都の汗は肌が湯に濡れたような汗である。盆地であるからと言うが、湿地帯の上に仕上げた都の状態が、いまだに、その影響を残している。伏流水の影響なのか。その昔から、お大尽達の納涼は、この貴船か高雄であった。貴船神社の参道、高雄には、今も続いて川床( どこ) は夏の暑さを忘れさす一時がある。鮎、鱧料理を添えてである。日帰りは出来ない時からで、(特定の職業は記すまい)女性を誘う事が目的のお大尽もいたと云うが、大方はそうであったろう。今は、日帰りで充分楽しめる。貴船に行こうかの口説き文句は通用しなくなった。因みに、鴨川は床(ゆか)という。 今は温暖化でいずれも変わらぬ暑さで、すでに文明の利器エアコンもあり、納涼に事欠きませんね。 |
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