真言宗
成相山・成相寺

天橋立
 この風景は股のぞきと云われる場所からではなく、成相寺の駐車場からさらに車で上に登った所からのものです。遠くに白山を望めると聞いているが、地理音痴でもないが、私には判らずアングルは橋立を入れて精一杯拡げて写してもらった。晴天の時は、まさに天の橋立という絶景を見せるが、雲いずる景観も神秘であった。

虎だと言えばそれまでであるが、空想の動物であると寺守に聞いた。
この門裏には天馬の様な此れと同じ彫刻が在り、一対のようになっている。
 寺伝にも開基・真応上人がどの様な人物か解っていない。観音像の太腿で救われた開山の話で、食べ残った鹿肉のはずの木屑を像の腿に成合って元に戻ったという。人間の足らぬところを成合わす観音の救いを言い表す利生譚で、人を集めて救う自信が創った方便であろう。
 今も地理的には難所であるが、交通機関が助けてくれる。その昔は徒歩で、もっと難所の寺であったことは間違いない。しかし、難所にもかかわらず、信仰者の多かった事で、この寺の歴史が偲ばれ、成相寺・文殊堂・橋立・三位一体は昔から変らない。
 天武朝から一千三百年にわたり、この寺の存在は天下に知られて、今は素晴らしい景観を楽しみながら、船で渡り、定期バスが山門近くまで来て参詣者を疲れさす事はない。

本堂
 過去・現在・未来を唐破風、千鳥破風、屋根の側面で顕して観音様がお待ちの本堂です。
車でも参詣できるようになったが、駐車場から本堂に行けるとしても、少し歩いて遠回りでも山門を潜り、この石段から御参りしたいものです。

須弥壇正面
 源頼光の大江山の鬼退治(夷)の故事からか、赤鬼・青鬼が仁王のように立っている。

須弥壇
 これら仏の写真が取れた事は畏れながらも嬉しかった。

地蔵菩薩・涅槃図裏

開山・真応上人・愛染明王・弘法大師

涅槃図

文殊菩薩・阿弥陀如来・聖観世音菩薩

十一面観千手世音菩薩(十一面に十二臂)平安後期作

撞かずの鐘
 新しく造る梵鐘は、二回の失敗をして三度目の製作に寄進を募った時の話、裕福な家の女房は子供が沢山居るがお寺へ寄附する金はないと険しい目の色で断った。鋳造の日に、大勢の人が集まり、その中に寄進を断った女房が乳飲み子を抱いて見物をしていた。誤ってその女房は鋳造のために溶かされた銅の中に乳飲み子である我を子を落してしまった。そのような悲劇の中で出来上がった梵鐘は美しい音色であったが、その美しい音色が母親を呼ぶ子供の泣き声に聞こえて、その哀れさに成仏を願って、寺は一切この鐘を撞くのをやめて撞かずの鐘となった。

五重塔・平成の復元

弁財堂
更新中

拝観時間・8:00〜17:00・一般500・高校・中学200・小学(無料)
団体30名以上・400
身障者・無料・介添え人一人無料・車椅子拝観可・本堂車椅子用リフト有り・お手洗い完備
〒629−2241
京都府宮津市成相寺
339
TEL 0772270018
交通機関
JR 橋立駅から観光船で一ノ宮、ケーブルで笠松公園、山上バスで成相寺



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