天台宗
三千院・梶井門跡

三千院西門(拝観口)と勝林院等の参道

この院は、延暦年間(782〜806頃)最澄が叡山東塔南谷にある梨の木の下に一宇を構え梨本房としたのが始まりで、円融房、円徳院とも呼ばれて一時期、近江東坂本梶井にあり堀川天皇の皇子最雲法親王が円徳院の門主に成った事で梶井門跡としたが、京都の街にあった本坊を此処の移して、明治四年に現三千院となる。大原の絶頂期のには四十九余の寺院が建ち並び梶井宮と安定させた最雲法親王が天台座主になった時に、これ等の寺院を統括さす政所をを設置して、その政所に梶井宮を置いたのである。天台宗五箇室門跡は、この三千院をおいて他は京都市内に存在している。
 本尊の薬師如来は秘仏で西国薬師霊場の第四十五番札所になっている。


朱雀門
朱雀門:拝観口は西門の御殿門であるが、昔より在った往生極楽院の正門はこの門です。したがって三千院の主役と云っても過言ではない、朱雀は名の如く朱を施して南に位置している 事から。鎌倉様式の門ですが、江戸末期の再建で、今は不明の門と成っています。参道口に建っている三千院門跡石柱前の緩やかな坂の手前を右に行けばすぐに在ります。因みに、この一帯は延暦寺本坊が在る坂本と同じく穴太積(牛蒡積)の石垣に包まれています。

客殿の聚碧園
 参拝口から入って坪庭もあるが、はじめて目の前に広がる庭園です。上の院・来迎院の音なしの滝から流れ出る律川の水を引いた池泉である。この客殿から拝する庭園は以前から形を残していたものを、江戸初期の茶人金森宗和の修復と伝わっています。刈り込みや植栽の調和と奥行きを見せる趣向が一層壮大に見せて池泉を生をしている。

宸殿と有清園(ゆうせいえん)
宸殿・大正15年に建てられたもので、中央の間に秘仏・本尊薬師瑠璃光如来を安置しています。
その中央の間で毎年5月30日、門主が密教祭壇に座し導師となって、大原寺下院・上院の僧侶がその左右に並び役僧を勤めて御懴法講を執り行う。天皇の御回向であるこの儀式は宮中でのものであったが、此処で儀式を執り行うようになり、これが宸殿という所以です。現在は国家万民の安泰も祈願する儀式なって一般の参拝者も参加できるようになった。
有清園・三段になっている細波の滝から流れ込む水をたたえた池泉を宸殿の参道と往生極楽院の東側に配して、苔や植栽でまとめた平庭に地蔵菩薩立像と往生極楽院が、不思議な事に多くの参拝者に負けないで静けさの中に建っています。宸殿の虹の間からの庭園の眺めは四季を通して多様な姿を見せてくれます。注意してみれば苔に蹲る様にした愛らしい石造が思わず微笑を誘うでしょう。

往生極楽院
往生極楽院:拝観口から入れば終わり方の拝観になりますが、朱雀門からは一直線100メートルほどの位置になります。藤原時代の代表様式、往生極楽院内陣の天井は船底形式になって阿弥陀如来の脇侍・観世音、勢至両菩薩が阿弥陀の慈悲をもって衆生を来迎せんと、今まさに大和坐りから起たんとしている容が見られます。
創建については(恵心院の源信が母、又は姉のために)の説があります。その昔から
四十九余の寺院在った、この大原に現在残っている院は、往生極楽院・勝林院・来迎院と支院だけです。幸いにも これ等は、戦乱や火災に遭うことなく、千余年の姿を留め ながら、修復 を繰り返して今に伝えてくれています。

金色不動堂
金色不動堂:往生極楽院を過ぎて朱色の鳥居を潜ったとこるに在りま。

石仏阿弥陀如来坐像
石仏阿弥陀如来坐像
不動堂の横を奥に行くと律川畔にある。昔から大原に在り、鎌倉時代のものとは解っているが、作者の名は残されてはいない。大原の人達の信仰・炭焼きの人達が心の拠り所にしていたのであろうと思わせる。

 円仁が勝林院建立後、この大原、叡山麓は声明の道場であって、円仁以来、叡山僧歴の在る僧は総てと言っても過言で無いほど関わっている所です。
 ここ魚山は中国五台山の声明の中心地を取っての名で、声明の流派の名にも成って魚山流と称して現在の声明はこの流れをくんでいます。,太原(たいゆわん)の都にちなんで下院・現勝林院、上院・来迎院(三尊院)を大原(だいげん)寺と総称したところから大原の地名に成りました。
 三千院拝観を目的に大原を訪れる人は是非その元も訪ねてみてください。歴史の中で人気に押し流されて家主が寂しがっています。

拝観時間:
3/111/30830163012/12/末・8301600
大人600(団550)・中高300(団300)・小学150(団150)小中高割引なし・団体連絡要
学生引率者無料・車椅子拝観(聚碧園・極楽院・奥の院・介添人同伴要)・身障者無料・介添人半額
6011242  
住所・京都市左京区大原来迎院町540 
TEL 0757442531 
京都バス大原

写真撮影・小耳眼

     

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