| 天台宗 |
| 鈴声山・真正極楽寺 |
| 真如堂 |
![]() 境内から山門 |
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この寺の在る地は、昔は洛外であったが、現在は京都市内となり、小高い吉田山に建つ比叡山延暦寺に属する天台宗の寺院である。真如堂とは本堂を指していい、正しくは鈴声山(れいしょうざん)真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)で山内に八ヶ院を擁する古刹である。真如堂の建立は古く永観二年(984)比叡山延暦寺の常行堂の阿弥陀如来像を神楽岡の東にあった東三条女院(一条天皇の母)の離宮に安置したのが始まりである。その後、応仁の乱(1468)で諸堂は焼失。比叡山黒谷、大津市坂本、京都市一条をはじめ、幾度か寺地を移転したが元禄六年(1692)現在地に再建され現在に至る。 |
![]() 逆光の三重塔と紅葉 |
| 情報社会になってからは多くの人が押し寄せる。 何時ごろまでであったか忘れたが、此処は紅葉の穴場的な存在で境内は年中開放されて京都の人たちがゆっくりと時間を過ごした所でした。 |
![]() 鎌倉地蔵 |
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絶世の美女玉藻(たまも)は鳥羽上皇の寵愛を受けて、その事で危機に瀕した者がこの様にしてまでも上皇に玉藻を諦めさせた話であろうと想像している。 清盛がつなぎの高倉天皇が寵愛した小督を遠慮もなく追いやった話とは違い権力の差であろうか。 鎌倉地蔵縁起にはこの様に書いている。今から千三百年前、中国に金色の毛に覆われ九っ尾を持つ狐がいて、美女に変身して皇帝をとりこにし、国を傾けさしました。しかし、やがて正体を見破られて日本に渡りました。狐は日本でも玉藻前(たまものまえ)という美女に変身して、鳥羽上皇の寵愛を得ましたが、陰陽師安倍泰親(清明の子孫)に見破られて東の空に飛び去って下野国(栃木県)那須野原に逃れました。その後、上皇は狐の仕業と思われる話を幾度も聞き退治を命じました・・・以下略、哀れ玉藻、狐は退治されて、魂が石と化して近寄る生き物を殺すので「殺生岩」と呼ばれましたという。この岩を玄翁禅師が叩き割って成仏させました。その時に使った金槌を「げんのう」と云う。・・略、江戸時代に、この地に遷座されて今日に至ります。 「鎌倉地蔵の名は玄翁が鎌倉に割った石で地蔵を刻み安置していた事のよる。」 |
![]() 本堂(真如堂) |
| お十夜 |
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永享九年(一四三七)、伊勢守平貞国が出家を決意して真如堂に参籠し、三日三夜の念仏を終えたとき、夢の中に高僧があらわれて「なお三日まつべし」と出家を思いとどまらせた。不思議にも翌日、父の隠居が決まり、家督相続の知らせが来て貞国が相続の後、家は興隆した。阿弥陀佛に帰依していた貞国は、その後も度々三日三夜の念仏に、七日七夜の修行をした事から、十日十夜のおつとめ、「お十夜」の始まりとなった。浄土宗各寺院でも十一月の時期に行われる法要ですが、この天台宗・真正極楽寺・真如堂が、お十夜根本道場です。 本堂の阿弥陀如来の御手から繋がっている白い紐は、参拝者がこの紐にすがる事で一切の功徳を得るものとしている。 特に真如堂の阿弥陀様は女人救済をむねとしている。 |
![]() 赤崎弁財天堂 |
| 二十代住職、昭淳僧正が衰退したこの寺の興隆を願い、周防国赤崎(山口県東部)の弁財天に願を掛けたら、たちどころに望んだ通りの寄進が集まって、願いが叶い、霊験新たかな弁財天を当寺に祀ったものと云う。 |
![]() 元三大師堂(慈恵大師良源) |
| 大師は弘法に取られてと言うが、大師の諡をもつ高僧は大勢いる。 慈恵大師は、正月に死去されたところから、元三大師でしたしまれ、おみくじを初めて下付された僧です。法話に集まる人は大勢いて、大師が留守中に訪れた人のために、書き出した教えが、元ではないかと想像している。親や兄弟、親しい人でも、言えない厳しい教えもあった事であろう。これが、今のおみくじの大凶ではなかろうか。身に付けて事あるごとに、この教えを見て、身を正すものであったと考えている。それが実行できる者しか大凶は当たらない。大吉や、吉のつくものは、お世辞のようなもので、厳しい教えには、落ち込むのが先になり、耐えられない人かもしれません。大師はお見通しであったのでしょうか。 おみくじを枝に結んで帰るのが通例のようにしているが、身に付けた注意書きのような物であるはず。彼方此方と頃かまわず結ぶ事から、結ぶ場所を一箇所に設えた事が、結んで帰るものと思わせてしまった。神社仏閣でおみくじを下付している所は、本当はどうであるのか、教えて貰いたい。 |
![]() 銘木花之木 |
| このお十夜の時期に紅葉に負けることなく、赤い花を木の末に見せてくれます。 お十夜の終わる頃に、木本にその花が散りばめる。 |
更新中 |
吉田山山頂にあるこの寺の境内、周囲には沢山の遺構、名所が点在しています。向井去来の菩提寺他諸堂、それら近日更新いたします。 |
拝観時間:9:00〜16:00 境内・本堂御参り無料 本坊・庭園拝観・大人500・高校400・中学300・小学保護者同伴無料 団割なし 小学相談 団体15名以上連絡要・ 車椅子拝観境内可介添人要(身障者無料) 〒606−8414 京都市左京区浄土寺真如町82 TEL 075−7710915 京都バス真如堂前または錦林車庫前 |
写真撮影・小耳眼 |
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